yuipapa日記

相場、車、食 など 日々の出来事を書いています。

生きてるうちに...

勤めていた会社のベトナム後継が癌の診断を受けたらしい。 咽頭癌ということで95%は大丈夫らしい。 4月に手術ということだが、「95%は大丈夫と言っても、お前は大体 よりによって残りの5%に入る というような運の持ち主やろ」 ということで、生きてるうちに本人がやりたがっていた「平日に梅田で昼飲み」というのを先日中華屋の夫婦と4人で行ってきた。 以前いつも 痛風君と8時間くらい呑んでると話したら、そんな時間何しゃべることがあるんですか? と言っていたが、12時半から21時半まで、きっちり9時間も呑んでしゃべった。 「なぁ、あっという間やろ?」 「ほんまですねえ」 

 

最初の店はビールもハイボールも190円、梅田の地下のこういった店は、酒飲みのリーマンが毎日会社帰りに一品だけ頼んで、3杯ほど飲んで1,000円払って良い加減で帰るところなんだろう。 まあ大したメニューはないが、ここで食ったおでんの大根の唐揚げが美味かったから、次もこの店に来るだろな。 2軒目は洋風おでんの店「紅白」 不味くはないが、足の着かない高い椅子の座り心地が悪い。 長居させないためにあえて座り心地悪くしてるんかもだな。 

 

1月にやった新年会はベトナム後継が払ったので、この日は中華屋の払いということになっていたが、3軒目の頑固寿司は少し高いので、「ここは高いから俺が払うわ」と言ったら、あっさり「はい、お願いします」って 「いや 今日は僕が払います」って言えよ!(笑

 

祇園にしは1年ほど前に中華屋夫婦を連れて来たが、ベトナム後継はまだだったので、これも生きてるうちに 行っとかんとあかんな ということで夫婦で連れて来た。 後継の嫁さんがせっかくの京都だから、ちょっとブラブラしたいということで、早めに出て二年坂、三年坂辺りを清水寺までブラブラしたが、日曜日ということもあって、まあ人でいっぱいだった。

後継に「何回目?」と聞かれて「さあ 10回くらい来てるかな」と話していたら、女将さんが「16回目です」と  へ〜 ちゃんと誰が何回来てるか把握してるんだ。 年に4、5回くらいじゃ常連とは言えんけどね。 何度来ても美味しいんだけど、飽き性なんで来週はちょっと違う店に行ってみようかと思っている。 

極限派

月足グラフを1,000枚も2,000枚も描いたという人を、自分以外では輝太郎氏の本に書かれていた僕が真似しようと決めた人と、猫次郎さんしか知らなかったが、にぼしさんという人も2年かけて1,600枚描いたらしい。 僕は2年半かけて2,000枚描いたが、売買を始める前に月足グラフを整備した点など色々共通点がある。 

 

昔 僕が帝人を12万株動かしていたような、1銘柄  或いは少数銘柄に絞って数10万株を長っ張りするスタイルらしい。 分母が数億もあればこそできることではあるが、長い時間軸で、低位株を多分割で仕込んで上がるのを待つというやり方なら、月足を相当数描いた上で、銘柄選択さえ誤らなければ失敗する事はない。 極論すれば、無限に資金があって、無限にナンピンしていくのに近いかもしれない。 その銘柄選択を誤らないための1,600枚なのである。 

 

こういう月足グラフをしこたま描くのを、年金投資家さんは「極限派」と書いているが、その年金投資家さんも1,000枚以上描いている。 ...てことは僕の知りうる限りで月足1,000枚以上というのは5人...  で 1番儲けの少ない僕を含めて5人とも億以上を稼いでいる。 定年までサラリーマンをやっていた緩いのは僕だけだが、それが儲けの少ない理由なんだろう。 

 

しかし緩くサラリーマンをやりながらでも、月足グラフを1,000枚以上も描けば億を稼げるということになる。 5分の5 100%である。 1日1枚だけ描いても3年で1,000枚描けるのだから、リーマンやりながらは無理という事はない。 月足を描きながら売買もするとなると、やれ折れ線だ やれ場帳だと忙しくて、リーマンやりながらでは厳しいかもしれないが、それなら月足2,000枚描くまでは一切売買しなければ良いのだ。 

 

ラーメン屋の友達に月足グラフ1,600枚描いたら、300万の資金からでも必ず1億以上稼げるようになるとしたら描くか? と聞いてみたら 「いや 多分無理ですね。」 

なんで無理なのかわからないが、毎日1枚を3年間 > 1億円 という事か? 1億稼げるようになるということは3億、5億も稼げるという事なのだが、できないものはどうしたってできないのだろう。 だからできるやつは変態だということになる。 もし誰か月足1,600枚描いたけど成功できなかったという人がいたら教えてもらいたいものだが、まずそんな「極限派」がどれだけいるのかって話なんだろう。

 

相場に対する考え方も、取り組み方も、多種多様 やり方だっていくらでもある。 「正しいやり方」と言っても、その人にとって正しいのはどのやり方なのかはわからない。 月足をしこたま描くと言うことが絶対正解ではないだろうが、一応知りうる限り100%なのだから、正解の一つである事は間違いない。 儲けるためにやるんだから、どんなやり方でも儲かりゃ良いわけだが、儲けられるのはほんのひとつまみしかいないという事実からしても、数少ない極限派にならなければならないという事なんだろう。  

 

 

昨日 ランクルの最後の仕上げに行ってきた。 昨年 納車前に予約したのだが年内はいっぱいという事で昨日になってしまった。 不景気なんて言うけど、高い車は生産が追いつかないほど売れてるし、インバウンドもあるがどこに行っても人がいっぱいだし、全然不景気なんて思わんけどねえ。 持てる者は与えられ、持たざる者はさらに奪われって事なんだろうね。 格差社会は今後もさらに広がるんだろう。

レクサスもそうだったが、トヨタの車は夜の室内が暗い。 カップホルダーの辺りなんか真っ暗で何も見えない。 レクサスの時もカップホルダーイルミを付けてもらったが、今回は他にも色々つけてもらった。 なんかトヨタ本体も不正がどうのこうので、ランクルディーゼルも出荷停止になったようだが、排ガスの問題ならこっちは関係ないけど、トルクカーブがどうこう言ってたなあ。 まあ大した問題ではないようだが、世界一のトヨタさん しっかりしてもらいたいね。

知って、やって、続けること。

何をもって相場で成功したと言えるか? 林輝太郎氏は10億、最低でも5億と言っていたが、僕はまだその最低の5億にも到達していない。 600万の借金をして、先物で300万溶かして、残った300万を元手に2003年7月から株の売買を始めてからもう20年も経つ。 

 

ベトナム赴任中も給料は日本で振込みなので、家計と関係のない 相場に使える僕個人の収入は、月3万円とボーナス夏5万 冬10万の小遣いに、出張手当などだが、ベトナムにいた16年間で、600万の借金を返済して、それらの収入のほぼ全て2,000万円ほどを相場資金に注ぎ込んだ。 

 

2016年にベトナムから帰国するまでは、輝太郎氏のいう最低の5億を目指していたが、帰国と同時にレクサスLX購入のために1,200万を相場の口座から引き出した時点で、糸が切れたというか、この「5億」達成は諦めたのだろう。 何も「5億という残高」にこだわる必要はないなと。 使った分だけ相場で補って、今の残高を維持すれば良いという考えになった。 

 

もしあくまで資産5億にこだわって、帰国後も相場資金には一切手をつけずに、ベトナムの16年間と同じ節制生活を送っていれば、おそらくいずれは達成できたんだろうとは思うが、ベトナムから帰国してから昨年までの8年間で1億ほど使っている。 車3台の購入費も含まれるが、そのうち2台の売却で得た金額を差し引いても8,500万程は使ったことになるが、帰国時の残高は維持しているので、それくらいは稼いだということだろう。 これを相場で成功したと言えるのかということだが、個人的には十分だと思うし、5億 10億でなくても本人が成功だと思えば成功なんだろう。 

 

結局相場をやり続けて、死ぬ時に1円でもプラスになっていれば成功といえるんじゃないか。 実際に1円のプラスということはあり得なくて、死ぬまで 或いは何十年も続けて1円でもプラスになれる腕があるなら、1億や2億の利益は得られるはずだからね。 

 

世の相場を張っている人の大半は「正しいやり方」を知らない。 知らないのだから成功するはずがないし、知ったとしてもそれを10年続けられる人は、知った人の1割もいないのではないか。 そして「正しいやり方」を10年続けたとしても、成功するのはさらにその1割にも満たないだろう。 実際に相場で成功するのはそれくらい難しいと思う。  

 

でも成功するかしないかはやってみないとわからないのであるから、「正しいやり方と努力」を続けるしかないということである。 第一関門は正しいやり方を知ること。 第二は知ったことを実践できるかどうか、第三はそれを続けられるかどうか、あとは神のみぞ知るである。

カニ食いに..

カニ食べに 城崎の近くの間人 (たいざ) の民宿まで行ったことがあるが 城崎は初めて。 大阪からは、温泉も近くていいお湯の有馬温泉もあるのに、近くでいつでも行けるところへはなぜか足が向かないものだ。 近いとは言え 車で3時間ほどかかった。 今日は日本海側は朝から雪の予報だったので早めに出発したが、まさに途中で降り出した。

こりゃ積もるなとワクワクしながら走らせたが、途中ですっかり止んで、城崎は積雪も全くなかった。 

 

今回は日帰りということで、「さんぽう西村屋 本店」でカニのランチ。 普段は但馬牛の安いコースなどもあるらしいが、今の時期は1人4万円のカニのコース一択。 ランチとしては豪勢であるが、まあこれくらい出さないと旨いカニは食えないような時代になったということだろう。 あと10年か20年後には、あの頃は2人で10万くらいで食えたのになあって話になるのかもしれない。

 

囲炉裏をカウンターがぐるりと囲む形の席で、焼きカニは目の前で焼いて出される。 全部で12席だが、お姉ちゃんが「本日は貸切でございます」と マジか〜  まあ平日ということもあるんだろうけど、気安くランチって値段じゃないもんなあ。

前菜から刺身に茹でガニ、焼きガニ、椀物、雑炊、デザートまで全部で8品のコースだったが 高いな 一人2万円ならまた来てもいいが、この値段でこの料理じゃあリピする気にはなれない。 

 

城崎マリンワールドのアジの釣り堀りで、釣ってそのままアジフライにしてくれるってんで行ってみようと思ったのに、嫁さんがコウノトリを見たいというので、コウノトリの里公園に行くことに。 ここで生まれて放たれた80羽のコウノトリが、今や北海道から宮古島まで日本全国で確認されているらしい。 こんな鳥が普通にその辺にいて人と共存するって、そんな景色をあと何年見ることができるんだろか。 子育ての時期じゃなくてもつがいで巣に戻ってくるらしい。 遠いので小さいが ちょうど帰り際に2羽で戻って来た。

 

今は上げ相場

雪景色が見たくて、今月末にいつも行く富山のホテルを予約して、昨年秋と同じように、金沢と2泊するつもりだったのだが、春に延期することにした。 富山のホテルは被害もなく通常通り営業しているらしいが、金沢は結構被害も出ているらしい。 

 

色んな考え方があって、被災者を尻目にノコノコと旅行してる場合じゃないだろうという考え方もごもっともだし、そんな中でもなんとか営業している店舗に行って、金を落とすことにも意味はあるとも思う。 僕は後者の考えだが 嫁さんは前者なので、まあ気分良く行けないのなら無理に行くこともないだろう。 

 

せっかく雪道用にランクル買ってタイヤも交換したのに、島根も雪なし、富山もキャンセル...  奥飛騨の温泉にでも行って、雪の松本城でも見てくるか、日帰りで近場の城崎にカニ食いにでも行くかな。 

 

手前からのヒーターの温風に当たりながら全力くつろぎ中。 なんなのかねえその格好は。

 

相場は今日も上げている。 いつか見た景色の始まりか?  得手 不得手ではない 下げ相場は売りで取る 上げ相場は買いで取る 今は誰が見ても上げ相場 簡単なことである。 

年末27日の引けで税金対策で4902を全部切って損出しして、28日の寄りで半分だけ買い戻したが、一気に全量買い戻しておくべきだったか...     1円でも安く買い戻そうというスケベ心は大体裏目に出るな。   同時に期日の来た旧NISAの8411を8枚利食って、新NISAで10枚買い増し。  これでしばらくすることがないな。

今年は...

昨年は12月30日に帰省。 いつも実家に帰るだけだが、今回は初めて香川の琴弾公園に寄り道。 砂浜に寛永通寶が型取られている。

元日の昼過ぎに田舎を出発したが、高速道路を走行中に地震の一報。 大阪でもかなり揺れたと連絡が入ったので、猫と水槽の心配をしながら帰ったが、大した事はなかった。 しかし正月早々北陸の人は大変だ。 日本という国に住んでいる以上 いつどこで同じ目に遭うか分からない。 気をつけようもないのだが、出来る対策はしておくべきだなとつくづく思う。

 

2日の夜は恒例の京都飯 今年は甥夫婦も一緒に5人での会食となった。 美味しい美味しいと喜んでくれて何よりだった。

3日は島根の姉のところへ行ったが、そこで日航機と海保機の衝突のニュース。 今年はなんて年なんだろうね。 日航機の乗客に1人の犠牲者も出なかったのは幸いだが、有能な海保職員を5人も失ったことは国家の損失である。

 

島根の夜空 肉眼ではこれほどの数の星は見えないが、iPhoneのスローシャッターで撮るとこんな数の星が写る。

新年早々災害、事故の日本ですが、皆様にとって良い年となりますようお祈りいたします。

本年もよろしくお願いいたします。

取り越し苦労だった。

2インチのリフトアップとタイヤ交換が終わった。 あとアライメント調整は依頼したモータース屋ではできないので外注に出すと聞いていたが、週末までかかるというのでそんなにかかるか? と思っていたのだが、カーファインダーで居場所を確認したら、なんかよく分からんとこにあるじゃん! 住宅街の中のなんらかの大きな建物の中? なんの表示もないので名のある整備工場でもないし、倉庫なのか何なのかも分からない。 いずれにしてもアライメント調整をするのに、こんなところにある事自体おかしい。 でかい車だから慣れないやつが動かす時に擦ってしまって、内緒で板金塗装してるとかも考えられないでもない。 今の世の中信用できん事だらけだから...      まあおかしい おかしいと考えてるより見に行って確認した方がええな という事で嫁さんの車で行ってみた。

 

この辺だなという所に着いて、大きな倉庫らしき建物はあったが、シャッターが閉まって誰もいないので分からない。 でも位置情報ではこの中にあるということになっている。 しばらくしたらポルシェを積んだ陸送のトラックが入ってきてシャッターが上がったら、あるじゃん! 俺のランクル。 近づいて「ここは何するところ?」と聞いたら 板金やコーティング待ちの車の保管倉庫です と 「いや そこのランクル俺のなんやけど、アライメント調整に出してるのになんでこんなとこにあるん?」と聞いたら 近くの整備工場でやるんだけど、今作業が混んでて、外に保管するわけにはいかないので、ここに保管してると丁寧に説明してくれた。 アライメント調整なんて2、3時間もあれば出来るのに週末までかかるっておかしいと思ったが、それで週末までかかるってことのようだ。 取り越し苦労でよかったわ。

 

先日田舎のコーナンで買った原木椎茸が出てきた。 やっぱり原木は違うね この軸の太さ!

培養ブロックは数はたくさん出るけどこんな太くないし、食感も原木の方がいい。

 

もうすぐクリスマスがやってくる。 そして年が暮れてまた新年が始まるが、新しい事は何もない。 ああ 新NISAがスタートするので5年で1,800万円の枠を、10年 20年 手仕舞いしない前提で何を仕込むかだな。

 

もう一生洗車はしないかな。

人生で初めて車を買ったのは24歳の時だったかなあ ケンメリのSKYLINE 中古で125万だった。 受け取って帰りながら、その大きさにビビって「大それた事をしてしまった」と後悔したが、自分で買った最初で最後の中古車であった。 それからベトナム赴任中に親父にもらったジムニーを除いて、今のランクルまで新車を7台乗り継いで来たが、人生で一度も洗車機は通したことがない。 常に自分で手洗いしてきたが、この歳になるとでかいSUVを洗車するのは無理がある。 

 

今回のランクルもさっと水洗いで済むように、高いコーティングを施したが、デカいので水洗いだけでも大変 特に冬場は寒いし冷たいしでやってられない。 コーティングをした店が5千円で手洗い洗車してくれるらしいので、今後はもう金払ってやってもらおうと思う。 今日はコーティング後に1回だけ付いてくる無料の洗車に行ってきた。 寒いのにこんなデカいのを手洗いして、ボンネットの中まで綺麗に拭き上げてくれて5千円ならまあ納得だろう。 2人がかりで30分だから、1人時給5千円か...  そう考えると寒くてもまあまあいいアルバイトかな。

 

前に猫次郎さんが前回いつしたか忘れるくらい洗車しないし、自分で洗車なんてやらないというのを聞いて「自分で洗わんのか〜い!」って思ったが、「しんどいことは他人に金払ってやってもらうのが一番」というのが、ホントにそうだなと 今更ながら納得。 2ヶ月おきに洗車してもらっても年間 たった3万だもんなあ。 回数券でもあればいいのにと言ったら「ありますよ」って 5回分の料金で6回だって もうこれで一生自分で洗車はしないだろうな。

 

2ヶ月ぶりの祇園にし 11月はカニからスタートだった。

 

30kgのクエだって。

今日はランクルの1ヶ月点検やら、洗車やらで昼飯抜きで腹減ってたから余計に美味かった。 カニも美味かったが、この2品目を食べながら心の中で、こういうのが「幸せ」っていうんだろうなと思っていたら、隣で嫁さんも「美味しいわあ 幸せ!」って。 美味しいものは人を幸せにするよねえ。 ここの料理はホントに美味い。

 

この鯖寿司も美味かったなあ。 鯖の食感がなんとも言えない。

 

この自家製イクラもねえ いい仕事してるわ。 「美味いなあ」と言ったら「もう一つ食べます?」と言ってサービスしてくれた。 ラッキー  美味い時はちゃんと口に出して美味いと言ってみるもんだね。

 

うなべと うぞふすい

日本では開いて焼くのが一般的なうなぎだが、昔 ベトナムで台湾人に連れて行ってもらった店で、うなぎをぶつ切りにして焼いたものを食べさせてもらって、それがすごく美味しかった覚えがあったが、日本でぶつ切りのうなぎを出す店があるとは知らなかった。 

暖簾をくぐるといい雰囲気

席に着いたら まずは抹茶と和三盆糖が出てきた。

 

ベトナムではぶつ切りを焼いてそのまま皿に盛って出すだけだったが、ここ「わらじや」では焼いて、ご丁寧に骨を取ってから、焼き葱、庄内麩と春雨が入ったお吸い物の鍋として提供される。 当たり前だがこの出汁がうまい。

 

その後、ぶつ切りではない白焼きと椎茸、牛蒡、人参、三つ葉に、卵やお餅が入った「うぞふすい」

この「うぞふすい」は単品注文も可能らしいが、うなべの単品はないようだ。 今回はこの「うなべ」と「うぞふすい」に白焼半身がついたコースにした。

昼間っから酒飲みながら、こんな美味いもん食えるってのは幸せだ。 

 

サラリーマンをやっていれば、いい事か悪い事かは別にして、「新しいこと」が色々と起こるが、退職して家にいたのではこの「新しい事」というのが起きないのでつまらない。 それで新しい車を買ってみたり、新しい時計を買ってみたりとなる。 あとは食べたことのない新しい美味いものを発見するくらいしか楽しみがない。 旅に出れば新しい発見もあるし、経験もできるかもしれないし、美味いものとも出会える。 寝ていてムカデに這われるといった初めての恐怖体験もできる。 

 

どうしたって長くてもあと15年か20年もしたら、もうこの世から消えてなくなるわけだから、なんとか有意義な時間を... とは思うが、何が有意義なのかもわからない。 ひとつだけはっきりしているのは、息子に何をしてやれるかを考えることが楽しみであり、生きる意味なのかもしれない。 自分のためにすることは、どんな美味いもの食ったって、どんな綺麗な景色を見たって、死んだらそれで終わりで、何も残らないんだから...  息子であれ誰であれ、誰かのために何かができるというのは意味もあるし、その「誰か」がいること、「何か」ができることは幸せなことだなと思う。 

涼しくなったので

昨日は久しぶりに梅田で昼呑み。 5月以来の半年ぶりだが、夏は駅まで歩くだけで汗だくになるので涼しくなるのを待っていた。 でも3ヶ月ほど前から右足の付け根辺りが痛くて、あまり歩きたくないのと、暑いのも嫌だけど、寒いのも出て行くのが億劫...   などと言っていたらずっと家に閉じこもったままになるし と思い直して出かけることにした。 行ってもいいけど...  と中途半端な気持ちの時に、背中を押してくれる事や人がいないんだよね。 だからついつい出不精になるし、「やりたくないことをしなかったら何もすることがない」という暇でグダグダな毎日になってしまう。 ランクルも田舎に帰ったっきり乗っていないので、買ったことを忘れるくらいだ。

 

とりあえず 5月に行った時に、行列で諦めた「立ち食い寿司 謹賀」に行って軽く腹ごしらえ。 「高級寿司を庶民価格で」とか「一度も冷凍していない生マグロ」とか書いてあったが、シャリもネタも小さすぎ! 写真を撮るのを忘れたが、子供のおもちゃかってくらい小さくて食った気がしない。 このウニといくらは1つ450円 2つ450円なら安いやろけど...  生ビールも日本酒もハイボールも1杯390円だが、梅田の地下には昼呑みなら座ってハイボール100円なんて店はいくらでもあるので、立ち食いでこの値段はぜんぜん安くはない。 

 

それから心斎橋のグランドセイコーに行った。 一目惚れした時計があって、現物を見て良さそうなら買うつもりで行ったが、一緒に行った中華屋の友達が「買うんですか?マジですか?」って  別に何千万もするの買うわけじゃあるまいし、そんな驚くほどのもんでもないと思うが。 4年前に買ったゼニスのおもちゃみたいなのは、ちょっと見た目がうるさいので、シンプルなのが一つ欲しかったのだ。  車も時計も上を見ればキリが無いが、国産のこれくらいの時計と車も国産のランクルくらいが身分相応かと思う。 

 

セイコーの姉ちゃんが、「それでは〇〇円 カードからでよろしいですか」っていうので「え〜! ちょと待って 11万5千円ちゃうの? 一桁間違ってたわ〜」って言ったら、むっちゃ驚いて どうしたらいいかわからんような顔。 「うそやがな〜」って言ったら「もう〜」って グランドセイコーのお姉ちゃんにしてはくだけた面白い姉ちゃんだった。 東京で同じことやったら真顔の対応されるんやろなあ 大阪はええとこや。 それからまた梅田の戻って飲み直し。