yuipapa日記

相場、車、食 など 日々の出来事を書いています。

君が代

小学生の頃住んでいたのが 四国の金砂町佐々連 (きんしゃちょう さざれ)と言うところだった。 山の中の住友銅山の集落であった。 小学校では何かの行事の時は必ず「君が代」を歌ったが、その意味は教えてもらわなかったように思う。
だから「細石の巌となりて 苔のむすまで」を(佐々連 石の 岩音なりて...)と まさに自分の住んでいるところを歌っているのだと思っていた。 細石も巌も 何かを知ったのは大人になって随分歳をとってからだ。

たまに有名人とかが君が代を歌っているのを見るが、だいたい間違っている
「細石の」 の部分は、その意味からも一息で歌わなければならないが、ここを一息で歌っているのを聞いたことがない。 だいたい さざれ~ で息継ぎをして、いしの~ と歌う。 そう言うのは意味もわからず歌っていると言う証拠である。

君が代の全体の意味については諸説あるが、「君」が誰を指すのかなどどうでも良いことであって、君は読んで字の如く あなたで良いではないか。 その「あなた」とは個人個人の想いで、誰であっても良いのである。 細石とは何か、巌とは何かくらい学校で教えろよと思うのだが...   こんな美しい国歌が世界のどこにあろうか。