小さな宿だが温泉もあっていいなと思っていたら、ちょうど大阪の野球部の高校生が泊まっていて小さな温泉が満員 やっと空いたなと思って入って、後から入って来た息子に 奥の露天風呂も誰もおらんよと言ったら よかったと言って入って行ったのはいいが、直後に第二陣?の野球部がドヤドヤと入って来て、僕は先に上がって待っていたが息子はいつまでたっても出て来ない 人質にとられちまったな。
まあ行儀が悪いわけではないが、多勢に無勢でこっちは小さくなってしまうわ
次の日は姉やら姪やら大人7人子供2人で、広島の世羅高原というところに花を見に行った 今は「ダリヤ祭り」らしい みんな「いや~ きれい~」と まるで感動してるかのような調子だったが、僕はなんとも思わなかったね 広い場所にたくさんの種類のダリアが咲いてるだけで なんの工夫もない 大体ダリアは種類ごとに花の大きさも背の高さも違うので 統一感がなくてバラバラだから ぜんぜんきれいとは思わんかった チューリップとかひまわりとか芝桜とかが一面に咲いてたらきれいだろうけど ダリヤはねえ みんなその花を写真に撮ってるんだけど 花だけ写真撮っても何の意味もないと思うんだけどねえ。
その日の晩は姪っ子の旦那が店長をやってる居酒屋へ いやあやっぱり大勢で飲むと楽しいね ちょっと飲みすぎて 翌朝携帯がないって大騒ぎ ちゃんと枕元にあったのだが ぜんぜん覚えてない「あんた車乗った時 携帯は?って聞いたら大丈夫って行ったやん!」って言われてもねえ そんな話した覚えないし (笑)
携帯も見つかって一息ついたところで姉ちゃんが「柿取りに行こか~ 嫁さんが合わせ柿するからくれって言ってたから 自分でなんぼでも取っていきや~」
...てことでいっしょに畑に どんだけあんねん!
5,000坪はあるやろなあ 大豆や小豆やらが植わってて、その周りぐるりにこんな柿の木があって どれもたわわに実ってる 姉ちゃんに「私は下の方のとるからあんたは高いとこな」 と高枝切り鋏を渡されて取り始めたものの これがまあ大変 もう暑いし汗だくで30分やったけど、これ全部収穫するってどうなん? 誰かが欲しいって言ったら 勝手に好きなだけ取って行けって言うらしいけど 低い方はいいけど 高いところは大変だわ 90歳のおじいちゃんが朝から一人で豆の収穫してたけど 手作業で腰曲げてよくやるねえほんと 農業って大変だわ
たくさん穫れました こき使われて姉ちゃんの友達の分まで穫らされましたわ
庭をぶらっとしてたら 1m以上もある大きなシマヘビがこっち見てんの そ~と後ずさりして戻って「おい シマヘビやシマヘビ なんか掴む物ないか」 「ちょっとあんた 捕まえよう思てんの 頭おかしいんちゃうの」と嫁さん
... で姪が火箸を持って来たので それで捕まえに 追いかけたら縁の下に逃げこまれてしまった 縁の下に逃げ込む時尻尾の方なら手で掴んで引っ張りだしたらよかったな かなり大きかったから多分ずっと昔からこの縁の下に住んでる主なんだろうなあだから田舎の家は嫌なんだよね 夜中に「ボトッ」って大きなムカデが落ちてきたりするし ゴキブリよりずっと怖いもんね そうそう 軒下には大きなスズメバチの巣もあったし 多分キイロスズメバチだろうけど わんさか飛んでたし
帰りにいつもの蕎麦屋で昼飯 5段せいろセット ちょっと多かった 普通の天ざるにしとけばよかった