yuipapa日記

相場、車、食 など 日々の出来事を書いています。

京都「廣澤」

たまには中華でも... と言いながら2週続けての中華。 先日の新地の「TOMONO」の予約を取った直後に、4年前に行った同じ北新地の「蓮心」という店のシェフが独立して、京都で「廣澤」という名前で新しい店を開いているのを発見した。 「蓮心」も全く予約が取れない店で、当時会社で暇なのでしょっちゅう予約サイトを見ていたら、キャンセルでも出たのか、たまたま2席取れてベトナム後継と行ったのだが、その後も全く予約が取れず、そのうち店を閉めてしまったのだが、1年ほど前に京都で独立開業したらしい。

 

「蓮心」の時も全部で6席しかなく、来た客がみんな帰りに次の予約を取って帰るので、新規の予約が全く取れない状況だったので、今はサイトを通じてしか予約できないようにしているようで、次回の予約は2ヶ月後以降しか取れない仕組みになっている。 今回も予約サイトを見ていたら、たまたま今日3席だけ空いているのを見つけて、慌てて3席全部押さえたので、甥っ子の嫁さんを誘って行ってきた。 京都らしい奥まった 築100年の町屋を改装した店で、中華というより日本料理が出てきそうな雰囲気の、カウンター10席の店だった。

名物 自家製チャーシュー

太いアスパラ

平日の昼間にカウンターに座って、春の陽射しが注ぐ中庭を眺めながら、美味い一品中華をいただく 10年くらい前まではこんな生活は想像もしてなかった。 相場さまさまである。 それでも10年前といえばもうそこそこの金はあったので、金がなかったからこんな生活を想像できなかったということではない 金の使い方のことである。 中華といえば餃子の王将、寿司は回転寿司というような普通の平リーマンが、少し相場で稼いだとしても、金の使い道がわからない。 まあ使い道がわからないでもないが、ちょっと高い店で「時価」なんて書いてあったら食べたくても怖くて頼めない。 まあ多少金はあるからと頼んだとしてもドキドキもんで楽しく食べられない。 貧乏人が急に金持っても 貧乏根性はすぐには抜けないのだ。

以前に書いたことがあるが、金の使い方も相場と同じで練習が必要なのかもしれない。 金の使い方にも上手下手はある。 いくら金を持っていても、その金を使って楽しめなければ意味がない。 せっかく相場で稼いだら上手に使って上手に楽しまないとね。 平日の昼間から酒飲みながら3人で10万の中華を食うことが、上手な楽しみ方と言えるのかは考え方次第であろうが、少なくともこの歳になって、その程度のことをストレスなくできる様になれて良かったなとしみじみ思う。 地位や商才がなくても、わずかな金さえあれば、参加フリーの「相場」が日本にはある。 入場も退場もフリーなのである ...