yuipapa日記

相場、車、食 など 日々の出来事を書いています。

京都 いと

歳をとるにつれて物欲がなくなってくるのは人間として普通のことなんだろう。 歳とって体力もなくなってくるにつれて、元気の源である物欲もなくなる。 人間というのはそういう造りになっている。 だからこそ歳をとって自然と安らかに? 死ねるのかもしれない。 物欲バリバリでは死ぬに死ねない。

 

まだ車に対する興味、物欲は少しはあったのだが、息子の送り迎えがなくなって、たまの遠出以外 乗ることもなくなると、でかいランクルもただの飾りに過ぎない。 持っているという意識すらなくなってしまう。 数ヶ月前の納車の時は、3年後にはもう一度 X7に乗り換える気満々だったのだが、ほとんど乗らない車を次々乗り換えてもしょうがないかとも思う。 乗ってこそ移動の手段としてだけではない、ステータスとしての価値もある。 まあ必要な時にどこにでも行ける安全なデカいのを1台 駐車場に飾っておけば、微かに残っている「所有欲」を満たすこともできるだろう。

 

物欲がなくなっても、美味いものを食いたいという食欲だけは無くならんので、まあまだ元気だということなんだろう。 東本願寺のすぐそばの「いと」という日本料理の店に行ってきた。 祇園にしと同じような料理だが、それでも大将の個性の違いが素材や料理にも表れる。 味も気遣いも満足できるレベルではあったが、「にし」よりいい というわけでもなく、どちらでもいいという感じ。 

甘鯛と百合根

カラスミとお餅

タラバガニとブリ

鮑とアミガサダケ

珍しい銀むつの炊き込みご飯

台湾人のお姉さんが1人で食べにきていたが、なんでもパートナーが京都マラソンに参加して、三年坂の辺りで転倒して骨折して帰国してしまったんだと。 「ほんであんたは一緒に帰らんかったんか〜い!」とツッコミをいれたかったが、この大阪のツッコミのニュアンスを英語で表現するのは無理なので、へ〜〜 で終わってしまった。