猫次郎さんが平和な老後を緩く過ごしていると書いている。 レベルは異なるがうちも平和な老後だと思う。 財布には現金が20万前後入っているが一向に減らないというのは同じ。 カードの支払いも毎月30万〜60万。 僕はカードのポイントはJALのマイルにしている。 貯まったマイルで北海道へ鮨食いに行く。 だから通帳の残が減ったり増えたりするだけでなんの感慨もないというのもよくわかる。 利食いがなくても毎月使った分は引き落とされるので数字は減っていくが、別に1年間利食いがなくても困ることもないし、1年、2年に1度 少しまとまった利食いがあれば数字は元に戻る。 増えもしないが減りもしないという緩いことをやっている。 こうやって死ぬまで緩くやっていければいいなと思う。
さて、行ってきたのは富山県と岐阜県の県境近くにあるポツンと一軒レストラン。 周りに一軒も家らしいのががないもんね。 しかし凄いねグーグルアース まだオープンして2年ほどのこんな山奥のレストランでも検索するとちゃんと出てくる。 ここでランチしてから雅楽倶に1泊だが、こんな山道を嫁さんがX7を運転してくれるわけもなく、せっかくの美味しい料理をいただきながら、ワインの1杯も飲むことができないとは トホホである。
一斉スタートのシステムなので、遅れては大変と朝6時に出発したら思いのほか早く着きそうだったので途中で世界遺産の五箇山 合掌集落の一部の「菅沼集落」に寄り道。
ここでキイチゴを発見! 懐かしい。 60年ぶりに食べた。 子供の頃は黄色いから「黄いちご」というのだと思っていたら、木になる「木いちご」らしい。 黄色というより綺麗な山吹色。 子供の頃育った山の原風景そのままって感じだった。
レヴォは、食事別 宿泊のみで5万円、6万円、8万円の宿泊棟が全部で3棟あるが、予約可能な6ヶ月先まで全て埋まっていた。 これに夕朝食1人分が3万円くらいかかるから宿泊すると結構な値段になるが、嫁さんはこんなとこ泊りたくないわ!って。 日帰りランチはディナーと同じものが同じ値段の1人2万4千円でいただける。 電車で来る場合は富山駅からタクシーで来るらしいのだが、帰りはタクシーを呼べないので、乗ってきたタクシーを食事している間、3時間待ってもらって往復3万円くらいらしい。 季節ごとに内容も変わるので四季ごとに訪れるのもいいと思うが、ここに雪深い冬に車で来ようと思うと4駆のSUVでないと難しいだろう。ランクルが必要ということだ。
プロローグ4点 山羊のチーズのなんたら。
富山の白エビ。
なんだったか忘れた 挟んでいるのは鶏レーバーのペースト。
これもなんだったかなあ 中身は魚だったけど。
富山のなんとかっていう魚のフライ。
生ダコとキャビア。
鯵とウドとなんか色々。
ツキノワグマのエキスのジュレと中にはサイコロ状の熊肉がゴロゴロ。
薪火で香り付けした真イカ
アスパラガスと熊のなんとか。
山羊チーズのスープと富山の大門素麺。
名物 レヴォ鶏
これもなんだったかなあ 中身は魚だったけど...
これは猪肉 行者にんにくと空芯菜
嫁さんはおこぜと
デザート2点とお茶菓子
2時間45分のランチ。 お腹いっぱい! 食事しながら外を見たら大きな木の根元に鹿の子がいて、嫁さんが大騒ぎしたが、よく見ると木に繋がれている。 聞くと猟師が捕まえてきたんだと バンビ模様の小さな子供 まさか... 料理に? とスタッフに聞くと 無言... う〜ん ちょっと見たくもなかったし聞きたくもなかったなあ。 大きい親ならへ〜って思うだけだったかもしれんけど、ちょっと考えると涙出そうになった。