yuipapa日記

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前立腺癌の非再発率

前立腺癌治療の非再発率は色々データはあるが、「高リスク患者」に限ると全摘手術を含めた治療の5年非再発率は50%未満と言われる。 低リスクであればもちろん
もっと高い非再発率が期待できるのであるが、高リスク前立腺癌の場合は2人に1人しか完治できないということになる。 

癌が前立腺内の一部に留まっている低リスクの場合は、どの治療法を選択しても非再発率は高いが、癌が広範囲で周辺組織に浸潤しているような高リスクの場合は、治療方法 あるいは医者の選択を誤ると完治は難しいということになる。

さて滋賀医大病院の岡本医師の治療実績であるが、これは数字として公表されているので大げさでもなんでもないのだが、治療後1年以上経過した1,000人近い患者のうち、再発は20数名 しかもこの再発は全て遠隔転移からの再発であり、岡本医師が治療した部位 つまり前立腺から再発した例はないのである。つまり彼の治療は完璧だと言うことで、神の手といっても過言ではない。 遠隔転移の有無は術前に検査するのであるが、再発した患者は、術前から画像では発見できない微細な転移があったということになる。

岡本医師の元には地元病院で根治困難とされた患者など 高リスク、超高リスク患者が救いを求めて日本中から訪れる いずれの高リスク、超高リスク患者でも 遠隔転移さえなければ100%治せるということが数字でも証明されているわけだ
本元のアメリカのデータを見てもこのような好成績は発表されていない だから日本一ではなく世界一といえるだろう  

入院中にたくさんの患者さんと面会したが、小心者というかすごい不安そうな人が多かった。 それでも3ヶ月後に手術が決まりましたという患者さんには、そうですかよかったですね もう安心ですこれで100%完治しますよ 岡本先生が手術して治らない人はいないんですから 先生が手術してくれるって言ったのなら もう治ったも同然ですよ と励ましたりしていた。  

僕は元々癌と言われても ああそうなんだとしか思わなかったし、まあ大阪の医者があまりに頼りなかったので一応それでいいのかと調べはしたが、大阪の医者がもっと上手に話してくれていたら その医者が言うままの治療をしていたかもしれない 
自分ではどうすることもできないことは、ジタバタしてもしょうがないのだから なるようにしかならんわ という気持ちだった。

まあでも何でも調べてみるもんで 施設が立派な国立病院、大学病院でも 実際に手術を行うのは人間であるのだから、やはり医者個人の資質を見極めることが大事だし
何でも疑って見ることが大事だろう 現代の情報社会では 正しい情報も誤った情報も混在して溢れているわけだから 自分で取捨選択して行くしかない 何でも鵜呑みにしてはならないということだ。

一緒に入院していた諏訪の人は 岡本医師に「タバコをやめたら治してやる」と言われたそうな それで禁煙外来に通って証明書をもらって やっと手術してもらえたんだって どの患者にもそんなことを言うのかどうかはわからないが 先生にしてみれば、せっかく治してやるんだから 少しでも長生きしてほしいと言うことなのだろう

もう一人の患者さんは まだ低リスクで、経過を見ている段階らしいが「こんな程度ではモチベーションが上がらんから もっと悪くなったら手術しましょう」と言われたらしいので こんなん言われたって言ってましたよ そんな医者おります?先生 変人でしょ! と言ってやったら「しなくてもいい治療はできるだけしないように考えているだけですわ」って でもまあ「変人」は否定せんかったので 多分どこでも言われるんだろう。 まあ治療しなくてはいけない人が順番待ちしてるわけだからね必要ないことはやらんってことだな。