一般的なメンズセーターのウェイトは350g~450g 1スタイルのオーダーが最近は平均300枚前後 つまり1スタイルあたりの原料は120kg程度である
僕が持っている定番商品は、平均ウェイト320g オーダーは100,000枚 原料はアクリルとウールだが、ウールと言えば羊の毛のことだが これもピンキリがある
羽毛にダウンとフェザーがあるように 同じウールでもどの部分かで太さが違う もちろん細い方が高いし アクリルも同じように細いマイクロファイバー等色々ある
通常は糸商が提案する既製の糸を使うが、僕の場合はウールとアクリルを糸になる前の綿で仕入れて紡績してオリジナルの原糸にし、それを指定色に染めて、コーンに巻き上げるという作業になる。 だから原糸の発注は6ヶ月~8ヶ月前に発注しなければならない 年間30t を10t 刻みで年3回発注する。原糸入荷後 染めに1~2ヶ月 巻き上げに1ヶ月、梱包 船積み ベトナムまで輸送 で1ヶ月 だからベトナムの工場着から逆算すると、原糸の発注は1年前ということになる
10tというと350ケースくらいになるので、工場のスペースと保安上 工場に20t も積むわけにはいかないので、残りが2tくらいになったところで次の10t が入荷するように調整する 2tは20日分くらいなので発注のタイミングを誤って1ヶ月くらい遅れると工場が10日間止まることになる 常にフル生産なので10日止まると3,000枚の減産になってしまうわけだ。 こういった大きなロットを準備に1年、生産に1年かけるというのは 相場で言えば大きなうねり取りのようなものだろうか、リズム取りではないね こんな感じの仕事なので 普段は何もすることがないということになる 原料の仕込みが終わってしまえばあとは勝手に出来上がるのを待つだけでその間にすることはない。 時間をかけて仕込んで 勝手に上がるのを待つだけのうねり取りと同じだ
それはそうと4100 470円のストップで利食ったあと安値367円まであった
まだ上があるのはわかってるのになんで本玉入れられんかったかなあ いつものたらればではあるが... 出来高も増えて10枚20枚の注文も可能だったのに... という後悔である
17.08.03 | 371 | - 1 | |
17.08.04 | 375 | - 1 | - 2 |
17.08.10 | 424 | 2 - | 2 - 2 |
〃 | 409 | - 2 | - 2 |
17.08.14 | 401 | - 3 | - 5 |
17.08.17 | 444 | 1 - | 1 - 5 |
1 - 5 が 1 - 50 だったらなあの たらたらたら...
まあそれだけの腕しかないということだが あひるのボートで遊びすぎたかなあ
大きい船に乗り換えるタイミングが掴めんかったわ