嫁さんの弟のハリアー 正面衝突ではない。 先日 信号待ちから青になったので前に出た瞬間 横から信号無視のBMWが突っ込んできたんだそうだ。 助手席には19歳の娘が乗っていたというので、あと２m、もしコンマ何秒か違っていたら おそらく娘は無事では済まなかっただろう。 幸い全員無傷で済んだらしいが、まさに一歩間違えばという例である。
さっきまでなんの病気もなく元気に過ごしていたなんの落ち度もない娘が、１９歳という歳で亡くなっていたかもしれないと思うと、やはり人間病気や事故もなく、老衰で亡くなるまで生きるということは 本当に奇跡的なことなんだと思う。
梅宮辰夫も８１歳といえばまだ若いと言える。 彼も癌はもとよりいろんな病気や怪我を克服して生きてきたわけで、病歴を見るとよく８１まで生きたなと思えるくらいだ。
癌なんて他人事と考えていたが、自分自身も前立腺癌になってみて、ああ俺でも癌になるんだと それでも他人事のような気持ちだったが、何度も何度も癌になって、その度に克服してという人が身近にもいる。 同じ薬を飲んでもそれが効く人と効かない人がいるということは、何が自分に効くかなんて医者だってわからない 神様しかわからないんだから、治療という観点からも、予防という観点からも、とりあえずいいと言われることは全部試してみるくらいでいいんだと思う。
どんなに気をつけてたって、どんなに生きたくても死ぬときは死ぬし、コンマ何秒かの差でも死なないときは死なないのである。 もうどう生きるかより、どう死ぬかを考える歳になったが、今できることを精一杯頑張って、苦しんで、楽しんで、死ぬまで生きなければならない。
