昔、熱帯魚仲間だった友達に久しぶりに電話した。学習塾のオーナーだが、またそのうちに会いましょうで切ったのだが、 LAINEメールをしてきたので、ガンのことを、阪大病院で全摘不可と言われたところまで書いて送ったら、一向に返事がない。 さっきやっと返事が来て「あまりにも重い話でどう返事していいかわからなくて」ということだった。 割と長く付き合って僕のこともわかっているはずの大阪人でさえこれだからねえ ブログの中で猫次郎さんやハルトモさんに、もっとツッコミ入れてくれよって思うのは無理な話なんだろうな。
「まだ死なんのやろ？」とか「いつまで生きるん？」くらい言ってくれたら そのあと面白いやり取りができるのになあ。 家族や息子のことはちょっと冗談にも付き合えんけど、自分のことなら何言われたって大丈夫 どうせ遅かれ早かれ そのうち死ぬんだし、二十歳やそこらの若もんでもない もうとっくに峠を越えたジジイがさ あと何年で死ぬって言われたからって落ち込むこともないやろ。 だから阪大病院でヤバそうに言われても「へ〜 そうなんかあ」くらいに思ってたもんね。それよりこんな面白い話をみんなにどう話そうかって考えてたもんね。
塾の友達にはいい医者見つけて完治の見込みだから大丈夫！と、それより旨いすし屋教えろ 奢るからとメールした。 今は生徒も減って昔ほど裕福じゃないって言ってるけど、一緒に熱帯魚やってた頃はよく奢ってもらった まだ相場もやってない頃だからね。 家に行くとTVの上やあちこちに二つ折りした１万円の小さな束が無造作に置いてあったりして、小学生１、２年のそこの子供が、てっさ１人前１皿を箸でガ〜ッって２口くらいで食って、「お母さん てっさおかわり〜」って ほんとぶん殴ってやりたかったわ。
まあまあそれほど余裕はないけど、すし食いにちょいと札幌までってくらいにはなったから、久しぶりに旨いもんでも食おうかというわけだが、先方も肥満、高血圧、中性脂肪過多、痛風 なんだそうで、ちょっと金があると旨いもんばかり食って、運動もしないからこうなっちゃうんだろうね。
