昨日も背中越しではあるがクソ会長がおはようって入ってきたのを無視して何も言わなかったら、息子の社長に「ベトナムの野郎 おはようも言わん」って愚痴ったらしく、昼一に困った顔してやってきて
社 「ベトナムさん、もうベトナムさんの言いたいこともすべて分かってますから、それは置いといて、僕からのお願いです。 会長と普通に接してくれませんか おはようの挨拶くらいしてやってください。 何か仕事の話を聞いてきたら普通に喋ってくださいよ 会長もそうするって言ってますから。」
ベ 「挨拶せんのは向こうが先にそういうアクションを起こしたからじゃないですか！ だからああ俺にはおはようも言いたくないんだなと まあそれならこっちも言わんとこって決めただけですやん。」
社 「いやいや それは分かってますって だからさっき会長に言ってきました いつまでそんなことやってんねんって 会長も分かったって言ってますから」
べ 「向こうが勝手にアクション起こしといて、勝手に分かったって言われてもこっちはわかりませんわ」
社 「だからそいうことも全部置いといて、明日から普通にしてやってください お願いしますから。 ベトナムさんがしろっていうならここで僕が土下座でもしますから。」
べ 「何を言ってるんですか、おかしいでしょ。 相手は一番偉い会長じゃないですか その会長に挨拶もできんような平社員をなんで置いとくんですか、クビにすりゃいいだけでしょ。 もう荷物もまとめてますから僕は今すぐでもいいんですから 何回同じこと言わすんですか。」
社 「またすぐそう言う。 そうじゃなくて、僕がもうしんどいんです そんな２人を見てるとこう なんか胸が苦しくてストレスなんです。だからお願いなんです。」
べ 「あのね ぶっちゃけた話ね 昔、そう２３年前はね僕はブタだったんですよ そう うす汚れたブタですわ だから会長に嫁さんがひどいこと言われても文句も言えなかった。 だから２３年間我慢して黙ってきたわけですわ でも今はね まあ今でもブタに変わりないですけどね でもうす汚れてはない、綺麗なブタってとこでしょうかね。 だから嫌なことを我慢はしません ただ多少の良識はありますから こっちから攻撃を仕掛けてるわけじゃない。 嫁さんの件も、扇風機の件も、今回の挨拶云々の件も 全て向こうが理不尽に仕掛けてきたことでしょうが。 昔のように殴られても蹴られても文句も言えないうす汚れたブタじゃないんでね やられたらやり返しますわ。 こっちは辞めたって何も困らないんですから。」
社 「それは分かってます。ベトナムさんは困らないでしょうけど僕が困るんです。」
べ 「僕は社長にはなんの恨みもありませんし、嫌いでもないですよ だから社長にストレスを与えることは本意ではありませんけどね でもそれとこれとは別です。 はっきり言って遠くからあの人の声を聞くだけでムカつくんです。 後ろ姿見ただけで反吐が出ます。 それでも今辞めると後継がかわいそうなんで来てるだけですから これ以上の我慢してあの人に挨拶しろだの、普通に喋れだの言うならもう辞めさせてもらいますわ。もう会社都合でも自己都合でもどうでもいいですわ たかが６０万くらいどうでもいいんですから。」
社 「じゃあどうしたらいいんですか」
べ 「どうもこうもありませんがな 僕はあの人とは絶対に挨拶もしないし 会話もしません。 たとえ向こうが喋りかけてきても僕は喋りません。 全部向こうからアクション起こしてきたことですから。 だから会長にも言っておいてください ベトナムには喋りかけるなと。 それがダメだって言うなら辞めます。 社長には申し訳ないけど、その状態を受け入れるかクビにするか２つに１つです。」
社 「ふ〜 .... でもおはようくら言ってくださいよ お願いしますから。」
べ 「わかりました じゃあ向こうがおはよう言ってきたら言いますわ でも僕の方からは言いません。」
