昨日は術後１ヶ月のフォローと 外照射のスケジュール決定のため 午後から滋賀に行ってきた。 この日は岡本医師は関係なし 放射線科の河野医師の診察
指示通りに先にMRIとレントゲン撮影を済ませて受付に行ったら 看護師が 今日は診察の後CTを撮ります そこで型取り(外照射時の位置決めのため)をしますからT字帯をつけて行って下さいと
院内のローソンでフンドシ(367円)を買ってトイレでつけてみたが、どこで紐を結べばいいんだか... 骨盤の上で結ぶと前に垂らす部分が15cmくらいしかないし、下で結ぶとずれてきそうだし これ短すぎるんじゃないん！ って思いながら結局下で結んだ。
先に取ったMRI？レントゲン？ の写真を見ながら
「綺麗に配置されてます 問題ないですよ。何か体調に変化はありますか？」
「いえ これというほどのものはないですけど、ションベンの切れがなんか悪い感じ はしますね ジャー ピュッ とならんとジャ～ ジョロリンコ～ ジョロリンコ～
って」
「ハハハ それなら良かった もっとひどいこと言われるかとドキドキした」
「え～ そんなひどい人もいるんですか？」
「いえ 希ですけどね 今後外照射をやっていくうちに 今よりは悪くなると思って下 さい これも個人差がありますから一概には言えませんが、 血尿、血便、切迫尿 、排尿痛、排便痛などが出てきます」
「それって１年後とか２年後にも出るんですよね」
「そうですね 晩期副作用ですね でも差し当たっての副作用のピークは外照射終了 後１週間から10日くらいと思って下さい その後徐々に良くなっていきます」
「そうですか 仕方ないですね。 そうそう先生 T字帯ってどこで結べばいいんで す？ 骨盤の上で結ぶとなんか前が短いんですけどね」
「いや僕もしたことないんで良くわかりませんわ それってサイズってないんですか ？ ワンサイズでした？」
「いやこれしかなかったと思うけど」
「まあ 変なつけ方してたら看護師がおかしいですよって言ってくれますよ ハハハ」
「まあね もうこんなもん着けんでも ブラブラさせてくれたらいいのに ハハッ」
「じゃあ看護師に言ってみて下さい ブラブラでもいいですよって 爆」
治療中の癌患者と医者の会話じゃないやろ！ まあこの医者も気さくでいい先生だ
しかしマジかよ～ まあそうだろうけどさあ 10日後って言ったらちょうど夏合宿見に行く頃じゃん せっかくの仙仁温泉楽しめるかなあ まあしょうがないな
だから前立腺癌では死なないと思っている者もいるようだが それでも現在年間１万人以上の人が前立腺癌で亡くなっているし、まもなく肺癌に次ぐ 癌の死亡率２位になろうとしている。 うちの嫁さんも「前立腺癌やったわ」と言ったら「ああ 男は誰でもなるねん」と知ったような口をきくが、状況によるのだ。 そう言う風に己の浅い知識で物事を決めつけて言われるとカチンとくる。 こっちは嫌という程調べているし、「患者自身」なのだ。 早期の低リスク癌であればそう心配するような癌ではないが、発見が遅れれば完治は難しくなるし 遠隔転移が起これば もう抗がん剤しか打つ手はない。 僕が知っているだけでも前立腺癌で亡くなったと言う人が４人もいる 短期間で死に至る癌ではないが、死者が少ないわけではないのだ。
だから岡本医師の元には 全国の病院で、全摘も小線源治療も困難と判断されたような 高リスク、超高リスク患者が多く訪れる。 そう言う状況の中で 過去千数百例の内、遠隔転移からの再発16例を除いて、全て完治させているのだ。 岡本医師は、遠隔転移さえなければ骨盤内のリンパ節転移があっても 小線源治療で完治させる。これは数字として公表されている。 滋賀医大病院もこの岡本医師の小線源治療を絶賛し、自著 滋賀医科大学医学部附属病院の最新治療がわかる本 の中で紹介している。
この全国の患者から強い要望のある治療を、何の説明もなく打ち切ると言うのは病院側に正義がないのは明らかであるし、患者無視の およそ国立医療機関のすることではない。 しかも岡本医師の給与は年間たった1,100万 それも寄付で賄われているため、病院側は何の負担もなく年間３億円あまりの診療報酬を得ている それを打ち切る正当な理由などあるはずがないのである。 国立の医療機関として、患者が納得できないことにいかなる正当性もあるはずがないのだ。
