今年はコロナのおかげで、息子が家にいるので少しはマシなはずだが、それでも毛皮を着てちゃあ暑くってやってられんわなあ。 コロナがなけりゃ誰もいないから、日中換気扇一つで締め切りだもんね。 うちは猫のために１日中クーラーつけとくほど裕福ではないのでしょうがない。 いやたかが２ヶ月ほどクーラー１台つけっぱなしにしたところで、電気代５万も変わらんだろと僕は思うけど、嫁さんはそうは思えんらしい。 電気代を払うのは嫁さんだから(怖)
カネというのはおかしなもんで、まあなくては生きていけんし 無い時はとにかくいくらでも欲しいと思う。 ５００億でも１千億でも欲しいと思うが、少し余裕ができるとそんなに必要ないなと思うようになる。 自分に使い切れんカネはただの記号でしかないと気づくのだろう。 世の中は、物や事を何かの価値に置き換えながらバランスをとっているわけで、カネでもらったものを金で買えないものでバランスを取るということもある。 「与える」と「得る」は大体バランスが取れているというか、普通の人間はバランスを取ろうとするものである。 そこには人それぞれの違った「価値観」が存在するので、バランスの齟齬が生まれることもあるかもしれないが。
中華料理屋をしている元部下夫婦の所は、いつ行っても心地よい。 小さな店だから２人の子供を私学に行かせるのは大変らしいが、レクサスに乗って行っても、BMに乗って行っても、素直に「乗せて乗せて」と 屈託がないというかなんていうか、会社の連中のような卑屈さがないので、気持ちよく自慢させてもらえれるっていうのかな。 最近は休日は息子と昼飯を食うので、行ってもコーヒー１杯だけもらってしばらく喋って、PayPayのバーコードを読み込んで、勝手に千円払ってじゃあなって帰ってくる。 それでバランスが取れているのだろう。
バランスを取ろうとするかしないか、またどうバランスを取ろうとするかがその人の人間性を表すのであろうし、うまくバランスが取れているかどうかは別として、その意思がある間は良い付き合いを続けられるのだろう。 ベトナム後継なんて１千万円を中元の岩牡蠣でバランス取ろうとするんだから、まあ「価値観」は人それぞれであるが、実際にそれでバランスが取れているというのが面白い。 金で買えない「何か」をもらってるってことなのだろう。
