週末に親父の葬儀を終えて、月曜日に市役所で諸々の手続きを済ませてから昨日帰ってきた。 5月で満90歳になるはずだったが、55歳で定年退職して、60歳まで生きられればいいと言いながら89歳まで好きなことをして生きたのだから、思い残すことはないだろう。 最後の半年は口から食事も取れず可哀想だった。
それでも2月に見舞いに行った時も意識ははっきりしていて会話もできたので、こんな状態が何年か続くのだろうと思っていたが、急に容態が悪くなったと病院から電話があって、9日夕方に大阪を出て、翌日母親と一緒に面会に行くつもりだったのに、9日の夜12時ごろ「呼吸が止まりました」と病院から連絡があった。 何をどうしたって逝く時はあっけない。
斎場で「お別れ」のスイッチを押すのだが、妹が亡くなった時は、妹の旦那がそのスイッチを押すのを見て、もう涙が止まらなくて、いい歳こいて泣き崩れてしまったが、人生初めて同じスイッチを淡々と押した。 色々喧嘩もしたが、最後まで息子の僕のことを考えてくれていたことがわかって、何度も「ありがとう」を繰り返しながら送った。
今日は息子が東京に行く前に、予約していた宮ざわで家族3人で夕食。 少し早めに着いたので時間まで錦市場を歩いた。
美味しそうな物がいっぱい!
「粒あん」のいちご大福350円 家族分3個購入。
今日は宮ざわの大将が不在で弟子が仕切っていた。 料理自体はいつもと大差なかったが、やはり雰囲気は若干ギクシャクしていたかな まあ彼もいずれ独立するのだろう。
椎茸とマグロ
ハタの焼き物
フグ 白子和え
うなぎ
春らしく 菜の花
酒は「あんたが飲ませたいと思うものをいくらでも出して」と注文したら、一瞬 驚いた顔したあと 嬉しそうな顔をしていた。