yuipapa日記

相場、車、食 など 日々の出来事を書いています。

数パーセントの中に入るためには

月足グラフは延べにすれば20年換算で3,000枚以上は書いているだろう。 2000年12月から2003年6月まで2年半かけて2,000枚書いた。 これは全て赴任先のベトナムで書いたもの。 平均すると毎日2枚程度書いた事になるが、初めは1枚書くのに5時間ほどかかったが、最終的には1枚2時間ちょっとくらいで書けるようになる。 

 

月に1度日本に帰国している間の1週間は書かないので、ベトナムにいる間は平日でも工場から帰って寝るまで必ず1〜2枚 土日は起きてから寝るまで一歩も部屋を出る事なく5〜6枚は書き続ける。 2,000枚 それができるまでは一切売買はしないと決めていたから、少しでも早く2,000枚書きたかったわけだ。 だから左肘の軟骨が変形して痛くてもタオルを巻いて書き続けた。

 

僕は一度だけ林 輝太郎氏にお会いして「2分割を飽きるほどやりなさい」とアドバイスいただいた以外は誰にも何も教わっていない。 輝太郎氏の本を読んで腑に落ちたので、その通りにやっただけである。 だから「質問」もその輝太郎氏にお会いした時にひとつふたつしたかもしれないが、その時手がけていた先物、小豆の売買譜を見てもらっただけ。 そもそも初心者用に詳しく書かれた本を読んでいるわけだから、初心者が聞きたいことなどあるわけもなく、ただこんなやり方で良いのかを確認したかったのと、氏が高齢だったので、生きているうちに一度会ってみたかったので会いに行っただけである。

 

猫次郎さんとブログでやりとりを始めたのは2014年くらいだったかな 2003年7月から資金300万円で売買を始めて10年後、一般リーマンのヘソクリにしてはそこそこの資金になっていて、当時帝人を12万株程買っていて、ブログにその売買譜を上げたのがきっかけだった。  

 

月足グラフは、基本的に銘柄選択のためのツールであるが、その選択に至るには株価の「値動きの過程」を見る必要がある。 今の値段がどのような過程を経て現在に至ったのかを見て、大雑把な売買のタイミングを見るのであるが、もっと大きな観点から相場全体の流れを見るためにも、広い業種を相当数書く必要があると思う。 

 

「チャートは証券会社の無償プログラムで簡単に表示出きます。」とかチャートは、単なる過去の値動きの軌跡で、未来の予測には関係ありません。それを手書きでグラフ書いても相場には役たないなどと食ってかかってきた間抜けもいたが、しまいにはじゃ お聞きしますが、株取引での利益の勝率は、何割ですか?金額ではなく取引の勝率です。」だってさ。 相場において勝率」なんて何の意味もないことは、これを読んでいる読者の皆さんはよくわかっていると思うが、世の中にはいろんな間抜けがいるものである。 

相場のやり方はいくらでもあるのだから、自分に合った 自分の信じるやり方でやれば良い。 手法は一つではないのだから、グラフを書くのが嫌なら別のやり方でやればいいだけの事であって、他人のやり方を否定する必要はないのである。

 

もし自分が天才だと思うなら、一部の天才がグラフなど書かずとも、デイトレなどでも億を稼ぐのと同じように、自分のやり方で稼げばいいのだし、我々手書きグラフ派は自分が天才ではないとわかっているから、コツコツ手書きし、感覚を身につけ、時間をかけて億を稼ぐのである。 ただ、その天才もコツコツ派も含めても、億を稼げるのは全体の数パーセントと、超難関である事は間違いないのだから、「コツコツ」もそれ相応の覚悟を持ってやらなければその数パーセントに入ることは難しいんだろうと思うけどね。